05 | 2017/06 | 07

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快楽の露天風呂 



温泉というより露天風呂が好きだ。
露天でありさえすれば、水道水を沸かした湯でもよいのである。
もちろん、色が着いていたり、効能や香りがある温泉である方がよいことは言うまでも無いが、重要なのはロケーションと湯温である。

最近出来たような立ち寄り湯やスーパー銭湯などの露天は、大抵目隠しの柵に囲まれていて、露天と言えども閉塞感がある。
大きな岩石を配置したり砂利を敷いたりの演出をしてあっても、どうしてもレジャー施設、温水プールといった雰囲気が拭えない。

そもそも露天は、俗世間から隔絶された幽玄の異世界にあるのでなければならない。
白い靄がたちこめる人里離れた深い山奥でないと雰囲気が出ない。

自然に湧き出ている温泉のまわりを、最低限風呂場として使えるようにしたといった風情の簡素な造りの浴場。
少し熱めの湯に、もう我慢できないというところまで浸かっている。
ザバッと湯から出ると、清涼な山の風に全身を撫でられ火照りがスーッとひいていく。
この心地よさこそが露天の醍醐味である。
ぬるい湯では、この心地よさを味わえない。
湯温は必ず少し熱めでなければならない。
巨石に背を持たせ掛け、火照りがひいていく心地よさに酔いしれていると、だんだん体が冷えてきて心細さを感じてくる。
そこでまた熱い湯に浸かる。
あの快楽を味わいたくて、また限界まで浸かっているのだ。
こうしたことを繰り返していると2時間、3時間などあっという間に過ぎている。

しかし、こうした本物の露天温泉は、交通の便が悪かったり遠くまで足を延ばさねばならなかったりで、なかなか気軽に行くことが出来ない。
そうした中、山梨県に一軒の温泉旅館がある。
裂石温泉雲峰荘。
JR中央本線塩山駅より車で30分の気軽に行ける距離にあるが、なかなか雰囲気のある露天である。
近くに渓流が流れ、水の音が耳に心地よい。
PH9.9という世界でも珍しい有数の強アルカリイオン泉で、昔から霊泉として親しまれてきた秘湯なのだそう。

また、近くに大菩薩峠があり、手軽なトレッキングコースとなっている。
坂も比較的緩やかな片道30分ほどのコースだ。
山頂は草木も生えておらず、賽の河原のような不思議な光景が広がる。
トレッキングを楽しんだ後、露天で汗を流すというのもよいだろう。
ただし、立ち寄り湯は9:00~13:00まで。1時間500円
ゆっくりしたい場合は、一泊するのもよいだろう。

裂石温泉雲峰荘

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